素人でもカンタン!ブルーベリーを挿木で増やす3ステップ
皆さんはご家庭でブルーベリーを育てたことはありますか?
ブルーベリーは初心者にも比較的簡単に育てられる果物として、ホームセンターに木が売られたりしているのを目にします。
果実は小さく子供でも簡単に収穫出来て、そのまま食べられる果実なので、お子様がいらっしゃるご家庭でも重宝されるのではないでしょうか?
しかしながら、
「果実が少ない」
「成長が遅い」
などの理由から、「もっとブルーベリーの木があったら。。。」と悩むことは無いでしょうか?
できることなら、コストを掛けずに木を増やしたいですよね。
そこで、今回はブルーベリーをコスト0円で挿し木で増やす方法をご紹介します。
自宅にブルーベリーの木がある方
ブルーベリーの終了を増やしたい方
ブルーベリーを植えてみたい方
ブルーベリーを挿し木で増やそう
挿し木とは
挿し木とは、既にある木の枝を切り、それをそのまま土に植えることで木を増やす方法です。
もとの木から切った枝を「挿し穂(ほ)」といいます。 挿し穂を直接地面に植えることで、切り口から根が生え成長していきます。
挿し木を行う枝の選定

挿し木にする枝を選びます。
ブルーベリーの挿木は1年中できますが、一般的には7〜8月と11~12月の剪定の後が適期とされています。
挿し木にする枝は太くて元気の良い1年目の枝が良いです。
「1年目の枝」と言われても、どれが1年目の枝か分からない。と言う方もいらっしゃると思います。
ですので、「1年目の枝」は枝の「色」で見分けてください。
枝は出始めの頃は「緑色」で、成長するにつれて茶色になっていきます。
また、当然ですが年数が経っている枝より細いです。
ですので、周りの枝よりは細く、鮮やかな緑色のできるだけ太い枝を選ぶようにしましょう。
(わかりづらい表現になってしまいすみません。。。)
挿し木を行う3ステップ
- 枝を切り、挿し穂を作ります。挿し穂は1時間程度水につけましょう。
- 1時間後、挿し穂を地面に植えます。挿し穂を切ってから、すぐに植えた方が発芽率が上がります。
※挿し穂を植える土地はph5.0前後の弱酸性土。
※酸性度を作ることが難しい場合は、ホームセンターなどでブルーベリー用の土が販売していますので、そちらで購入するようにしてください。 - その後は、地面が乾いたタイミングで水をあげましょう。
※外気温が高い場合は、暑い時間帯は避けて早朝や夕方に水をあげるようにすると良いです。
まとめ
この記事ではブルーベリーの挿し木の方法を書きました。
挿し木のポイントは
- 1年目の元気の良い枝を挿し穂にする。
- 挿し穂にした枝は1時間程度水につける。
- 暑い時間を避け、地面が乾いたタイミングで水をあげる。
です。
自分自身も簡単に挿し木ができて、実際に昨年に植えたものも根付いて、新しい芽をつけています。

※1年前に植えたもので、地味だけどしっかり根付いています。
是非、皆さんもご家庭でブルーベリーをたくさん育ててみてください。